座ぶとん作ってます

 ポレポレゆうべつでは、毎週、メンバーみんなで手芸に取り組んでいます。

 手芸は創作活動の一環として1年を通して行っています。
 現在、取り組んでいるのは座ぶとんづくり。
 「メッシュワーク」という技法だそうで、長さ50センチ、幅2センチほどの棒状にした布を格子状に組んで作っていきます。整然と並んだ幾何学模様が美しく、布の組み合わせで柄のバリエーションが楽しめます。

《棒状にした布を格子状に組んでいきます》
《どの色にしようか》
《材料の布はすべてご寄附です》

 材料は、すべて町内の方々からのご寄附です。想い出深い着物や浴衣のほか背広、ワンピースなどが姿を変えて再び役に立ってくれます。先日、寄贈された方が来られた際に製作中の座ぶとんと見て、「これ私が着てた着物だわ」と驚いていました。

 作業は、いただいた衣類の糸ほぐしから始まります。次に裁断、アイロン掛け、ミシン縫いをしていきます。棒状の布を組み合わせて最後に台座に合体させたら座ぶとんの出来上がり。壁に飾っても楽しめそうです。
 ボランティアの青木裕子さん、平野美代子さん、林晶子さん、吉塚祥子さんらの指導をいただき、配色を工夫しながら作っています。

《まずは糸ほぐし。夏の間のお仕事です》
《裁断の準備》
《裁断。うまく切れるかな》
《アイロン掛け》

 完成した座ぶとんはどうしようか。自分で使うほかは家族にプレゼントしようか、町内の施設で飾ってもらおうか、チューリップフェアで販売したら買ってもらえるかな・・・。メンバーみんなであれこれ考え中です。

《完成です》
《色鮮やかな着物が蘇ります》
《座るのはもったいないような・・・》