フキ採りをしました

 ポレポレゆうべつでは、旬のフキを収穫し、加工して年間をとおして販売しています。フキはポレポレ惣菜の主力商品でとても人気があり喜ばれています。ただし、そのためにはかなりの量のフキを確保しなければなりません。

 6月上旬、男性のメンバー・ボランティア・役員・職員で屈強??な「フキ採りチーム」を編成しました。女性ボランティア陣から「期待して待ってるよー♬」と熱い見送りを受けて町内の某所へいざ出陣です。
 手ぶらでは帰ることは許されません。

《いざ出陣です》
《きれいな水が流れます》

 良いフキを得るためには人に知られていない、いわゆる秘密の場所に入らなければなりません。簡単に行ける場所はあっという間に誰かに収穫されてしまいます。

 ところが、おいしいフキを好きなのは我々人間だけではありません。山の神「ヒグマ」の大好物でもあります。このところ道内ではヒグマとの遭遇や悲惨な事故の報道が相次いでいるので、やはり心配(というか かなり怖い)です。

 作業前に、爆竹や笛を派手に鳴らして「僕らはここにいるよ!こっちに来ないでね」とお願いをして収穫開始。鈴もつけました。

《歩くのもけっこう大変》

 チリンチリンと収穫ポイントに入ってみると、新鮮な青フキがけっこうあります。刃物でスパッと切ると切り口から水が吹き出すほど。おいしそうです。気をよくして奥へ奥へと進みます。

 収穫すること2時間、心身ともにヘロヘロになりましたが、今日の成果をトラックいっぱい(軽トラですが)に積み込むことができました。これで帰りを待つ女性ボランティア陣に胸を張れます。もしも手ぶらで帰ったらヒグマより怖い目にあったかも・・・ウソです。無事生還をねぎらってもらいました。

 今年もおいしいフキを提供できそうです。みなさんお楽しみに!

《順調に収穫》
《ポレポレで選別作業》

 

《同じ長さに揃えます》
《塩漬けして保存します》